物件が決まった!

今まで大きな店でお仕事させて頂くことが多かったので、自分の店ではお客様の食べる様子を見ながら料理が作れるようなお店にしたいと思っていました。

できれば食べ具合を見て、お客様のペースに合わせて味の強弱や、量、お出しするスピードを調整したいなと。

それができる限界は10席くらいかなと思ったんです。

料理も出来立てをすぐにお出ししたいからカウンターメインのお店がいいなという風にお店のイメージはすぐに固まっていきました。

あとはそのイメージに合う物件を探すだけ、と思っていたんですがそれがなかなか見つからない。

広さはちょうど良くても、形が細長過ぎたり。

雰囲気はいいんだけど広すぎるなど。

いろいろ回ってはいたんですがなかなか見つからず。

でも店のイメージが完全に出来ていたので、それを変えることもできずに時間が過ぎて行きました。

そして、物件を探し始めて2ヶ月ほどたった頃、事務所物件として出ていた今の物件を見つけました。

事務所物件だったので、今のLampの内装とはかけ離れていましたが、案内されて中に入った瞬間に今の形が見えた気がしました。

即決で申し込みをしました。

 

建築設計士の父と

私の父は建築設計士でした。

住宅専門だったので、店舗の設計は初めてでしたが、イメージを伝えアドバイスももらいながら少しづつ決めて行きました。

よくお客様から質問されるカンンターの形、少し斜めになった仕切り、見えそうで見えない厨房の手元などは、その頃ダンボールで模型を作り、実際に実物と同じ高さ、角度を確認しながら決めたものです。

1席あたりの幅は、通常カウンターでは650mmが平均ですが、850mmにしました。

目線がお客様より高くなり過ぎないよう、客席を150mm高くして、厨房は70mm掘り下げました。

こうして初めての店作りだった私は、一つ一つ確認しながら作っていったんです。

 

Lamp工事前

Lamp工事中

開店へ

2010年6月2日、約3ヶ月の準備期間を経てTRATTORIA Lampは開店しました。

開店の日、朝早く入った店の空気。

まだ、何色にも染まっていない、まっさらな床、壁、厨房の機材。

もちろん、不安なこともありましたが、ここに命を吹き込んで行くんだ!という強い思いがあったのを覚えています。

 

TRATTORIA Lampのこれから

2018年6月、TRATTORIA Lampはおかげさまで8周年を迎えます。

ここまで来れたのは、本当に支えていただいたお客様、スタッフのおかげです。

開店当初、妻と私で始めたお店は、多くのスタッフに囲まれ、店だけでなく加工品の商品開発、店舗のメニュー開発、プロデュースなど活動の幅は広がりました。

ただ、創業当初の想いは全く変わっていません。

お客さま、生産者さま、お取引業者さま、スタッフ、関わる人、社会を食の力で幸せを溢れさせたい。

そう願っています。

今後も自分たちが提供できる価値は何か、必要とされているか。

常に自問自答しながら歩みを進めて行きます。

みなさまに食で幸せをお届けできるように。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

TRATTORIA Lamp
店主 上江田崇

 

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